タイ国内で加速するインフレーション【タイ:経済】
タイ国内の消費者物価指数(CPI)は、
主にエネルギーと食料価格の上昇に起因し、
2022年5月に13年ぶりの高値を記録しました。
タイ貿易政策戦略局は、
ヘッドラインインフレ率が2022年5月から前年比+7.1%上昇し、
4月の+4.7%から加速したと報告しました。
この上昇は他の国々、特に米国やEU加盟国などの先進国における
インフレの上昇と一致している、としています。
また、国内景気回復後の需要の増加、供給の逼迫、
ロシアに対する貿易制裁と経済制裁が含まれています。
一方、米、衣服、家賃、授業料など特定品目の価格は引き続き下落しました。
同省によると、消費者物価指数はほぼすべての製品グループ、
特にエネルギー、新鮮な果物、肉、調味料、香辛料、
およびパーソナルケアの増加に続いて、4月から月次ベースで1.4%上昇しました。
2022年の最初の5か月で、ヘッドラインインフレは2021年の
対応する期間から5.19%上昇し、コアインフレは1.72%上昇しました。
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