タイ東北部コンケーン市、LRTライトレール・ネットワークの試験運用を開始【タイ:建設】
コンケーン市は2022年半ばに新しい軽便鉄道網を試験的に導入する予定だと、
タイ政府の広報担当者であるTraisuree Taisaranakul氏がコメントしました。
ムアン地区のコンケーン・ウィッタヤヨン学校近くの
イサン・クリエイティブ・フェスティバル2022で、
ライトレールの試作品が展示されていました。
ライトレールの距離は26kmとなり、
コンケーン市北部のサムランから南部のタープラまで走り、
2025年までにコンケーン市の他の主要鉄道路線と接続される計画です。
コンケーンLRTプロジェクトは、
タイ国立高等教育科学研究イノベーション政策会議事務局の
国の競争力強化のための行政・資本管理ユニット(AEC)から資金提供を受けています。
AECは、ラジャマンガラ工科大学イサン・コンケーン・キャンパス(RMUTI-KKC)と
コンケーン の大手エンジニア・インテグレーターである
チョー・タヴィーCho Thavee(CHO)社の研究チームを支援するため、
3年間で1億バーツの予算を提供しました。
ライトレール試作部品の製造には、車両台車、車体、トラクションモーター、
トラクションインバーター、冷却システム、パンタグラフ補助動力装置、
ファスナー、枕木などの設置が含まれています。
同ライトレールのプロトタイプは、タイ国内企業が開発した最初のネットワークです。
2022年現在、同システムを運営するために設立・登録された会社である
コンケーン・トランジット・システムKon Kaen Transit System社によって、
環境影響評価(EIA)が行われています。
2022年後半にはブエンケーン・ナコーン湖周辺を試験的に走行する予定です。
2015年、コンケーン市長はコンケーンLRTプロジェクトを
スマートシティ構想に統合することを提案しました。
この鉄道網は、ノーンカーイとバンコクを結ぶ国の高速鉄道プロジェクトや、
コンケーンとナコンラチャシマを結ぶ複線鉄道網もサポートする予定です。
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