タイ政府は経営不振の私立学校を支援【タイ:教育】
最近の調査結果によると、多くの私立学校はパンデミック中に流動性に苦しみ、
事業を継続する意欲をなくしていることが判明しました。
教育省は、「学校振興資金」として最大300万バーツまで借りられるようにする計画で、
利子は2%に設定し、3年以内に全額返済することになっていると、
Treenuch Thienthong教育相は述べています。
パトゥムタニの私立学校管理者協会の会長であるNuananong Nuankhiew氏は、
いくつかの私立学校は閉鎖を計画するほど困難な状況にあると述べました。
2021年度の1学期の学費は60%が支払っていますが、
2学期の学費はほとんどがまだ支払いを行っていないとみられています。
Nuananong氏は私立学校の生徒の基本的な費用をすべてカバーする補助金を
提供するよう政府に要請しました。
また、学校給食の費用を政府が負担することも提言しました。
これまで政府は、基礎教育を受ける生徒の家庭に対し、
2021年度の1学期に1人あたり2,000バーツの経費削減を支援するのみでありました。
また、政府は学校が開発活動の予算を使って教材や教科書を
購入できるようにすることで、学校の負担を軽減しました。
Nuananong氏によると、同省の計画では、
111中・大規模の私立学校は流動性を維持するために
学校振興基金からの借り入れを認めるが、
小規模の私立学校は対象外とする予定だといいます。
私立教育調整・促進協会(APPE)の会長であるThee Sangkasanya氏は、
私立学校が直面している主な問題は、職員の給与支払いと設備購入だと指摘します。
政府は最大300万バーツの補助金を出していますが、
ほとんどの学校の出費は月に400万バーツに上るとThee氏は言います。
Covid-19の大流行は、私立大学にも影響を及ぼしています。
サイアム大学のPornchai Mongkhonvanit学長は、
タイ私立高等教育機関協会の会長でもあり、Covid-19の影響で外国人に
乗っ取られた私立大学もあると述べました。
Pornchai氏は、タイ国務省の新たな融資計画を私立大学にも拡大するよう
政府に要請しました。
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