ケナンガ・インベストメント・バンクは2年連続で最高業績を達成、純利益は1億1,880万リンギ【マレーシア:銀行】
マレーシアの金融機関ケナンガ・インベストメント・バンク
Kenanga Investment Bank(KENANGA:6483)は、
2021年12月31日に終了した通期決算で、
2020年の記録を上回る過去最高の業績を達成しました。
2020年業績は売上4億8700万リンギ、純利益1億0200万リンギでした。
独立系投資銀行の税引前利益(PBT)は、
前年の1億3470万RMから1億4820万RMに増加し、
税引後利益(PAT)は前年同期比16.2%増の1億1880万RMに増加しました。
ケナンガ・インベストメント・バンクのマネージングディレクターである
Datuk Chay Wai Leong氏は、
「マレーシア証券取引所におけるリテール主導の強い取引量は、
当社の株式ブローカー事業の優れたパフォーマンスにつながった」とコメントしています。
しかし、この勢いは2021年後半に弱まりました。
新型コロナウィルスの影響パンデミックによる監禁措置が再び導入されるなど、
複数の逆風に見舞われたからです。
年初に1,600ポイント以上で推移していたFBM KLCIは、
下半期に1,500ポイントを割り込みました。
激動の1年ではありましたが、株式仲介事業は引き続き2021年の利益の大部分を占め、
これは同社の資産運用事業とプライベート・エクイティ事業が
大きく前進したことにより、さらに強化されました。
また、ケナンガ・インベストメント・バンクは、
マレーシアで最新のロボアドバイザーである
ケナンガ・デジタル・インベスティングKenanga Digital Investing (KDI)を
立ち上げました。
これは、最近、米国市場での株式取引を現地取引所での取引と同じ
競争力のある手数料で開始した楽天トレードの導入に成功したことに続くものです
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