粗パーム油価格は下落から不安定な動き【マレーシア:エネルギー】
ブルサ・マレーシア・デリバティブのディーラーは、
粗パーム油(CPO)先物契約がロシアのウクライナ侵攻により市場が不安定な中、
慎重な取引が予想されると述べました。
202年2月、ロシアがウクライナへの侵攻を開始したというニュースを受け、
CPO価格は初めて1トン7,000リンギを突破しました。
原油価格も、2014年以来初めて1バレル100米ドルを上回りました。
粗パーム油先物は、米国シカゴ商品取引所における大豆油の強気な動きや、
インドのCPO輸入関税が7.5%から5.0%に引き下げられたことを受け、
ほぼ高値圏で推移しました。
マレーシア証券取引所(BRUSA)にはパームオイル関係の企業が多数上場しています。
パーム油生産事業を手掛けるBatu Kawanバトゥ・カワン(BAKWAN:1899) 社の
2020年の業績は売上 160億リンギ、純利益 4億1700万リンギでした。
農園・消費財、不動産事業を手掛ける
Kuala Lumpur Kepongクアラルンプール・ケポン(KLK:2445)社の2020年の業績は、
売上、155億リンギ、純利益7億7200万リンギでした。
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