潤滑油メーカーP.S.P.Specialtieは電子商取引を模索する【タイ:EC・オンラインマーケット】
潤滑油メーカーのP.S.P.Specialties Co(PSPスペシャリティーズ株式会社)は、
バーチャルマーケットプレイスを運営するWhatsEGG社(タイ)と提携し、
5年後に70億バーツの市場規模が予想される自動車部品のオンライン販売による
新たなビジネスチャンスを模索しています。
WhatsEGG社は、自動車部品メーカーとその顧客との取引を促進する
主要なオンラインマーケットプレイス「Egg Mall」を開発しています。
P.S.P. Specialties社は、自社製品をオンラインで販売する機会を得て
電子商取引の流れに乗りたいと考えています。
P.S.P. Specialties社の取締役会長であるPavares Boontanonda氏は、
「タイの自動車部品のデジタルプラットフォームは2026年には100%成長し、
金額70億バーツになるだろう」と述べています。
デジタル技術は、業種を問わず企業の競争力を高める上で、
より重要な役割を果たしています。
タイ政府は、高速インターネットインフラ開発プロジェクト、
デジタル経済計画、技術の進歩とハイレベルなサービスへの移行を重視した
Thailand 4.0 計画を支援しています。
Pavares氏は「その結果、消費財や自動車部品を中心に多くの業界で
オンラインマーケットプレイスが成長しており、
オンライン市場への投資は当社にとっても大きなチャンスである」と
述べました。
P.S.P. Specialties社の最高経営責任者Sint Krongphanich氏は、
デジタルプラットフォーム事業が同社に付加価値を与え、
顧客基盤の拡大を期待しているとし、「会社の専門性を強化し、
幅広い革新的なビジネスを生み出し、既存の提供サービスに付加価値を
与えることになるでしょう。」と述べました。
P.S.P. Specialties社は、自動車や工業分野の潤滑油、
特殊製品に関連するサービスも販売しています。
同社は「オンラインビジネスへの進出と、
パートナーであるWhatsEGG社の協力により、タイで最高の自動車部品や
スペアパーツのマーケットプレイスを展開できると確信しています」
しています。
1989年に大手石油会社への石油貯蔵を目的として設立された同社は、
2021年時点で、年間30億リットル以上の燃料を貯蔵・販売しており、
売上高は100億バーツに達しています。
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