タイ上場企業サハコーン・イクイップメント、企業解説【タイ:建設】
タイ証券取引所に上場しているサハコーン・イクイップメント
(SQ)社は、Sirisonファミリーが経営する土木建設会社です。
同社は大都市および地方での道路メガプロジェクト
などの恩恵を受け、建設請負などを手掛けて事業を
成長させてきました。
1983年に同社はタイと東南アジアで最大規模となる
ランパーン県メーモー鉱山地区で、タイ国内初の
石炭火力発電所の建設に入札することを決定しました。
鉱山と発電所の運営者であるタイ発電公社(EGAT)が
設立から過去36年間にわたり、サハコーン社の
ような民間企業に多くの建設および鉱業契約を
与えてきました。
メーモー鉱山と発電所はタイ発電公社(EGAT)の
巨大プロジェクトで、発電量を75MW2,400MWに
拡大するものでした。
サハコーン・イクイップメント(SQ)社は、
この第1フェーズと第2フェーズの主要な建設請負
業者でした。
本事業ではバンプー(BANPU)、チェンマイ
コンストラクション社、イタリアンタイ・デベロップメント
(ITD)など有名企業がメイン請負事業者となり、
サハコーン社は下請け業者を務めました。
サハコーン・イクイップメント(SQ)社は
タイ証券取引所へ2016年にIPOを実施しています。
建設・コンストラクションセクターで上場しており、
2018年業績は売上36億2400万バーツ、
純利益-2億8400万バーツでした。
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