タイ政府はLTF制度に代わる節税基金を承認【タイ:財政支援・減税政策】
タイ政府は、個人所得税など税制上の優遇措置が2019年末に
失効する予定の長期エクイティファンド(LTF)に代わる
新しい節税基金として、スーパーセービングファンドを
承認しました。
タイ国内の個人所得税控除を受ける資格のある個人に対し、
最大年間所得の30%まで引き上げ、200,000バーツを超えない
額まで税控除可能であるとしています。
税控除可能額は、新しい減税基金への合算拠出が
退職ミューチュアルファンド(RMF)、積立基金、政府年金基金、
国民貯蓄基金、年金保険料に追加される場合、
年間500,000バーツを上限とします。
スーパーセービングファンドへの拠出のロックアップ期間は
10年間で、LTFの7年よりも長い期間に設定されています。
2019年11月時点でLTFへの投資は最大15%、最大500,000バーツ
まで控除可能でした。
スーパーセービングファンドには最低拠出要件はなく、
個々の納税者は新しい基金に継続的に拠出する必要はないと
しています。
同ファンドはあらゆる種類の証券に投資することが
許可されています。
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