タイの有名お土産ブランド、ナラヤはタイ人向け戦略を進める【タイ:小売】
「Naraya」ナラヤ・ブランドを展開するNarai Intertrade社は、
タイ観光客向けのお土産として布バッグ・布小物製品等が広く
知られています。
しかし同社はタイ人への日用品ブランドとしての販売に
移行したいと検討しています。
同社は2019年末までにセブンイレブンでバッグの販売を
開始するとコメントしています。
12月パタヤ地区のセブンイレブンで環境にやさしい
NRナラヤハンドバッグを発売し、2020年は10,000店舗を
目標に徐々に販売を増やす予定です。
同戦略は、ナラヤ製品をより身近にタイ人へ浸透させる
ことを目指しています。
ナラヤ製品の80%は外国人観光客に売られています。
しかし、観光事業が変動している状況であるため、
タイ人の間でブランドを強化する時と考えています。
同社は主に、ビッグCラチャダムリ、ジャンクセイロン
プーケット、ターミナル21パタヤ、マヤチェンマイ、
セントラルワールドなどの観光地にある小売店内に出店し、
34店舗で販売されています。
Narayaブランドを展開しているNarai Intertrade社は
1989年に設立され、自動車産業向けのスペアパーツを
販売していました。
後に原材料製品の不足のため事業戦略を見直し、
繊維製品と関連アクセサリーの生産・販売に移りました。
1993年、パトゥムワン地区のナライ・パンドにある
2平米の小さな店で繊維製品の販売を開始しました。
それ以降同社は成長を続け2019年現在3,000人以上の
従業員を擁し、4,000人を超える委託生産の労働者が
タイ全国で高品質な製品を生産しています。
NR by Naraya(7‐11ブランド)、NARA by Naraya
(男性向け)、LaLaMa(ボヘミアンスタイル衣料)、
Aphrodite(女性向け)、Evangelisa(衣料ブランド)、
Naraya Tea Room(お茶・レストラン)、DariVari
(スキンケアブランド)などを展開しています。
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