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大量輸送交通機関のMRTジャカルタは2022年に新規上場を目指す【インドネシア:インフラ】

ジャカルタの都市高速鉄道運営企業MRTジャカルタ社は、
最初の1年で損益分岐点を越える予定であり、
今後3年間で上場企業になることを目指しています。

MRTジャカルタのマネージングディレクター
William Sabandar氏は、2019年末までに純利益
600~700億ルピア(420~490万USドル)を見込んでいると
しています。

同社は2019年4月に商業運転を開始し、2019年12月までに
1兆ルピアの売上を上げることを目指しています。

売上の内訳としてはジャカルタ州政府からの5600億ルピアの
チケット補助金、チケット販売で1800億ルピア、広告および
駅の命名権から2250億ルピア、および賃貸収入などが含まれます。

通常、大量輸送交通機関の初年度業績で利益を出すのは
厳しいとされていますが、同社は業績とパフォーマンスの
改善に取り組んでいます。

MRTジャカルタは、2020年度は2000億~2500億ルピアの利益と
配当支払いを目指しています。
2021年は3000~3500億ルピアの利益を目標としています。
その後、2022年にインドネシア証券取引所(IDX)新規株式公開を
実施する予定です。

ジャカルタMRTは3月24日の開始から11月26日までの間に
合計1,990万人の乗客、1日平均83,500人の乗客へ
輸送サービスを提供しています。
8月のジャカルタの大停電を除いて、鉄道線は期間中にほぼ
100%定時運行を記録しました。

また、MRTジャカルタはインドネシア地元企業5社に駅の
命名権を売却しました。
ルバックブルスLebak Bulus=Grab
ブロックM Blok M=BCAセントラル・アジア銀行
イストラIstora=Mandiri
スティアブディSetiabudi=Astra
ドゥクアタスDukuh Atas=BNI

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