フィリピンの上水大手マニラ・ウォーターの海外進出【フィリピン:水インフラ】
フィリピンの水処理・上水大手企業、マニラ・ウォーター
(MWC)の海外展開は、ベトナムへの投資から始まりました。
ホーチミン市で同社がパイプラインを敷設するための契約で
投資を開始し、これまでにベトナム市場に1億2000万ドルを
投資しています。
マニラ・ウォーター(MWC)社は2019年時点でベトナムの水処理・
上水市場における最大の直接投資家となりました。
ホーチミン証券取引所上場企業Saigon Water Infrastructure
Corporationの株主でもあります。
同社はベトナム、ミャンマー、インドネシア、タイで
水処理管理契約と投資を行っています。
タイでは上場企業で工業用水大手East Water Resorces
Development(EASTW)の株式18%を取得・買収し、
1億7000万ドルを投資しました。
インドネシアでは、バルク給水会社PT Sarana Tirta Ungaran社
株式20%持分を取得しています。
マニラ・ウォーター(MWC)社は東南アジア全体に事業領域を
拡大し、海外事業を成長させて事業全体における海外売上
比率を向上させる計画です。
2018年業績は売上198億3600万ペソ、
純利益65億2300万ペソでした。
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