フィリピン最大の菓子・食品会社ユニバーサル・ロビーナ・コーポレーション、企業解説【フィリピン:食品・菓子】
ユニバーサル・ロビーナ・コーポレーション(URC)は、
フィリピン最大の農産食品および商品食品、菓子、
飲料を展開する企業です。
同社はジョン・ゴコンウェイ財閥の一つとして大きく
成長しました。
同社グループはASEAN経済共同体の創設が現実になる前に、
先駆けてASEAN地域全体に投資・進出しています。
1982年にマレーシアに進出し、タイやインドネシアなどにも
生産拠点を設けました。
続けてオーストラリアとニュージーランドで市場を
リードする企業を買収することで、オセアニアへの展開を
広げました。
2014年にオークランドの2つの製造拠点で300種超の製品を
生産している、ニュージーランド大手ビスケット会社Griffin
を買収しました。
2016年にはオーストラリアの大手スナックブランド企業を
買収しました。
Toccata Securities Pty LtdおよびHopkins Securities Pty
Ltd.から、スナックブランド名SBA(Snack Brands Australia)
を使用するConsolidated Snacks Pty Ltdの株式100%を
購入すると発表しています。
同社グループは13カ国に存在します。
中国、ミャンマー、タイ、ベトナム、マレーシア、
インドネシアに生産拠点があり、ラオスとカンボジアに
独占販売代理店があり、香港とシンガポールに営業所が
あります。
フィリピンには19の生産拠点があり、2カ所は包装用、
17カ所では消費者向け食品を生産しています。
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