オーストラリアの各主要都市の人口(1)【オーストラリア:インフラ】
・アデレード=116万人
オーストラリア南部、南オーストラリア州の州都。
他のオーストラリアの大都市とは異なり、流刑植民地ではなく
はじめから自由植民地として計画された歴史を持っています。
1836年にイギリスの植民地となりました。
オーストラリア初代測量局長官ウィリアム・ライトが、
トレンス川近郊のアデレードヒルと呼ばれる高台を
都市建設地として選定し、都市名はドイツ語で「貴婦人」を
意味します。
計画都市であり、整った街路と豊かな緑地帯を持ち、
中心部に州議会議事堂、官庁、大学、博物館、植物園などが
あり、文化芸術の都市としても有名です。
・パース=187万人
オーストラリア南西部にある西オーストラリア州の州都、
鉱工業都市。
オーストラリア大陸西部でヨーロッパ人が建設した最初の
大規模な入植地です。
1826年、オーストラリア入植の兆しを見せていたフランスに
対し、機先を制するため、パース南のオールバニーに基地を作り、
1829年に自由移民の入植地としてパースを建設しました。
1850年には安価な労働力を手に入れたい農家や実業家の
要求によって流刑植民地となり、金やダイヤモンドの発掘に
よって発展しました。
パースはオーストラリアの他の主要都市からかなり離れた
場所にあり、隣国のインドネシアの首都・ジャカルタの方が
首都キャンベラやシドニーより近くなっています。
世界の住みやすい都市ランキングでは常に上位に名を
連ねています。
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