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ブラジル系ニッケル大手ヴァーレ・インドネシア、イナルムに20%売却【インドネシア:鉱山】

ブラジル系ニッケル大手、ヴァーレ・インドネシア(INCO)は、
同社株式20%をインドネシアの国営鉱業持ち株会社
インドネシア・アサハン・アルミニウム(イナルム)
Indonesia Asahan Aluminiumに売却することで
基本合意し、予備契約を締結したと発表しました。

2019年6月末時点でヴァーレ・インドネシアの株式構成は
Vale Canada Limited(VCL)社が58.7%、
Sumitomo Metal Mining Co. Ltdが20.1%、
Vale Japan Limitedが0.5%、
Sumitomo Corporationが0.14%、
そして株式市場publicで20.49%となっています。

ヴァーレ・インドネシア社は2014年に締結した
鉱業契約で、自社株式40%を5年内にインドネシア資本の
投資家へ売却することを義務付けられていました。
このうち20%はインドネシア証券取引所を通じて既に
売却しました。

その後2019年にインドネシア政府は、法律で規定された
ブラジル系ニッケル大手ヴァーレ・インドネシアの
株式20%の売却先に、国営鉱業持株会社インドネシア・
アサハン・アルミニウム(イナルム)指名を発表しました。

ヴァーレ・インドネシア(INCO)の2018年の業績は売上
7億7600万USドル、純利益6051万USドルでした。
2019年第3四半期までの業績は売上2億1420万USドル、
純利益は2600万USドルでした。

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