タイの携帯電話大手AIS、TRUEなどが5G入札参加予定(2)
AIS:Advanced Info Service(ADVANC)の最高経営責任者
Somchai Lertsutiwong氏は、AIS社では顧客に応えることが
できる革新的技術インフラストラクチャとして、より多くの
周波数帯を獲得することに関心があるとコメントしています。
同社は5G技術の実用的なビジネスユースケースを模索し、
AIS IoT Alliance Program(AIAP)を開始しました。
タイ政府や民間企業、およびIoTに関心のある人々を
集め、協力して技術開発を行っています。
2018年正式に発足したAIAPの会員数は、当初の70社から
1,000社以上に増加しています。
タイ国内ではIoT機器・サービス市場規模はおよそ
300億バーツ規模とされ、年率+20%のペースで
成長しています。
タイ国内でインターネットと接続しているIoT通信機器は
既に110万台以上が普及し、そのうち66万台が
AIS通信サービスを利用しています。
2位のトゥルー・コーポレーション(TRUE)の2018年業績は
売上1775億2500万バーツ、純利益70億3400万バーツでした。
TRUE社は中国の携帯キャリア大手チャイナモバイルの
出資を受けており、同社の5G技術とともにタイ国内の
5G回線を進めて行く計画です。
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