インドからタイへの観光旅行者数が増加【タイ・インド:観光サービス】
インドからタイへの観光旅行者数が大きく伸びています。
2018年の159万人からさらに増加し、2019年は200万人を
越える見通しです。
背景にはタイ政府が到着ビザVisa-on-arrival(VOA)
2000バーツを免除したことが挙げられます。
2018年11月中旬以降、タイ政府は中国とインドの2つの
主要市場を含む特定の国のVOA料金を免除しています。
この免除は数回延長されており、19カ国をカバーする
最新のものは2020年4月に終了予定です。
特に2019年1月~9月の9か月間は、手数料免除により
インドからの観光旅行者到着数が大幅に増加しました。
9カ月の期間中、147万人のインド人がタイを旅行し、
前年比25.6%増加しました。
観光収入は620億バーツで31%増加しました。
これらインド人訪問者のうち、約67%は家族連れの
個人旅行者です。
同国からの平均支出は旅行あたり45,600バーツ、
1日あたり5,700バーツで、滞在期間は5~7日でした。
インドからの観光客はタイ観光としてビーチ訪問をするほか、
バンコクのテーマパークや動物園などを訪れる傾向があると
しています。
パスポートを持っているインド人の数は総人口約13億人の
わずか5%にとどまっていますが、インド市場からの観光収入は、
2018年に発生した710億バーツから少なくとも20%増加すると
予想しています。
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