インドネシア国内では健康意識の高まり・スポーツへの関心、
ライフスタイルの変化などによりスポーツ用品市場が成長を
続けています。

フランス資本のスポーツブランドメーカー「デカトロン」は、
2017年にインドネシア国内スポーツ用品小売市場に
参入しています。
デカトロン・スポーツ・インドネシア社は、
インドネシア国内小売市場の中でもスポーツ小売セグメントは
成長が続いていると判断し、10年間でおよそ5億USドルを
投資する計画です。

デカトロン・スポーツ・インドネシア社の動きに合わせて、
ハンマーブランドを製造するPT Warna Mardhika社は、
スポーツおよびアウトドアアクティビティセグメントを
ターゲットとする新ブランド「Active Hammer」を
導入しています。
ジャカルタ、ブカシ、ボゴール、バンドン、
ジョグジャカルタ、スラバヤの6都市に直販店をオープンし、
ECでも販売しています。

また靴専門店を展開するセパトゥ・バタ(BATA)も
スポーツシューズ・セグメントで優れた業績を上げており、
売上増加を見込んでいます。
同社はインドネシア証券取引所(IDX)に上場しており、
2018年業績は売上9926億ルピア（約7020万ドル）、
純利益679億ルピアでした。

MAP Activeを介してスポーツ小売業に参入している
ミトラ・アディ・ペルカサ(MAPI)社は新しい小売店を
追加することで市場を維持し続けています。
Sport Station、Planet Sports、The Athlete’s Foot、
Golf Houseなどの店舗ブランドを2017年～2018年にかけて
200店追加するとしています。

Mitra Adiperkasa(MAPI)社ではMga Bogaに続いて、
MAP Activeをインドネシア証券取引所に上場させる
計画を持っています。