アヤラグループ傘下のACインフラストラクチャーがローソンと提携【フィリピン:小売】
ローソンは2019年10月、フィリピン大手アヤラグループ傘下の
物流などを手がける企業ACインフラストラクチャー・
ホールディングスと業務提携し、フィリピンでコンビニエンス
ストア「ローソン」の出店を加速すると発表しました。
ローソンは2015年にフィリピン1号店をマニラに出店し、
2019年9月末時点の店舗数は55店になっています。
今回の提携を受けて、ローソンの100%子会社Lawson
Philippinesを通じて、ローソン側のコンビニ運営と
ACインフラ社の物流事業・インフラストラクチャー
などにおけるそれぞれの強みを活かし、2023年度までに
500店規模への拡大を目指します。
アヤラグループが展開するeコマース事業について、
ローソン店舗での商品受け取りや商品発送サービスの
展開も検討しています。
ローソンの海外店舗数は2019年9月末時点で中国2392店、
タイ126店、インドネシア48店など計2623店です。
ローソンは過去、フィリピン現地企業ピュアゴールド・
プライス・クラブ(PGOLD)と以前の提携をしていましたが、
Puregoldが2018年4月に両社提携の契約を撤回しました。
ピュアゴールド・プライス・クラブ(PGOLD)社は
卸売店およびスーパーマーケットなどの小売店を
運営する企業です。
ピュアゴールド・プライス・クラブ(PGOLD)社は1998年に
マンダルヨン市に最初のPuregoldハイパーマーケットストア
をオープンしました。
2001年マニラとパラニャーケに2つのハイパーマーケット店を
追加して拡張を開始しました。
2002年から2006年まで、Puregoldは毎年平均3店舗を
新規出店し事業拡大を続け、北および南ルソン島で
事業を確立しました。
2018年業績は売上1409億1800万ペソ、
純利益65億1900万ペソでした。
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