スキンケア新興企業のドゥーデイドリーム社は減収減益を発表【タイ:化粧品】
タイでスキンケア製品ブランド、スネイルホワイトを製造・
販売するドゥーデイドリーム(DDD)社では、2019年上半期
業績が売上4億1600万バーツ、純利益316万バーツであったと
発表しています。
同社では2019通年の売上目標を12億バーツから10億バーツに
引き下げています。
タイ国内の消費が低迷し、さらにタイ国への中国人観光客数が
縮小していることが影響しています。
2018年業績は売上13億300万バーツ、純利益1億8100万バーツでした。
ドゥーデイドリーム社が注力して開発・販売している化粧品は
カタツムリの分泌液濾過物の保湿成分が含まれる化粧品で、
タイ国内の免税店、大型デパート、スーパーなどで
売られています。
この商品は中国人の間でも人気があり、これまでタイを訪問する
中国人観光客が列をなして同商品を買い求めていました。
ドゥーデイドリーム社の海外事業では、
2018年9月から開始したフィリピンでの販売が好調で、
2019年の売上高は1億バーツを超える見通しです。
国内事業に関してはヘルスケア分野での買収案件契約が
2019年末に成立する見込みです。
この記事へのコメントはありません。