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タイ小売業界のモダントレード比率が成長【タイ:小売】

タイの小売業界においてモダントレードの比率は
年々高まっています。
タイ国内ではバンコクを中心に都市化と消費者行動の
変化に対応するため、伝統的な小売店がアップグレードする
流れが強まり、2019年はモダントレード市場が大きな成長を
遂げると予想されています。

タイ商工会議所大学(UTCC)では、タイ国のモダントレードは
2018年の1.77兆バーツから2019年は7.12%成長すると
予測しています。
小売市場全体における比率は66.3%になるとしています。
2018年のタイ小売市場全体は2兆6000億バーツでした。
2019年は前年比+5~6%成長すると予測しています。

UTCCでは、大きな懸念材料は国内の政治的な
安定面であるとしています。
他には、首都圏の大気汚染、原油価格上昇、
政策金利引き上げ、家計債務増加、景気減速に対する
懸念などがあるとしています。

タイ商工会議所大学(UTCC)によると、モダントレード・
センチメントインデックスは2018年第3四半期51.7ポイント、
2018年第4四半期52.1ポイント、2019年第1四半期
51.5ポイントとなっています。
2018年末は外国人観光客の増加、新年イベント、
原油価格下落などで上昇しました。

同大学の調査はタイ国内のデパート、スーパーマーケット、
ハイパーマーケット、コンビニエンスストアを対象とする
79のサンプルに基づいています。

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