STエンジニアリングは自動運転バスの走行試験を開始【シンガポール:インフラ・輸送機関】
シンガポール・テクノロジーズ・エンジニアリング
(STエンジニアリング)(S63)社は、セントーサ島の
沿岸地域でバス車両の自動運転走行テストを開始しました。
自動運転走行車は4台のシャトルバスで、ビーチステーション、
パラワンビーチ、タンジョンビーチ、セントーサゴルフクラブ
などの5.7kmのルートを走行します。
最近のKPMGレポートによるとシンガポールは大規模無人輸送の
準備において米国に次ぐ第2位にランクされており、2022年から
シンガポール国内3地区で自律型走行バスを展開する計画を
立てています。
2019年11月まで実施される予定の自動走行試験は、
世界中のハイテク企業や自動車メーカーが注視しています。
シンガポール運輸省はSTエンジニアリングとの共同声明で、
公共の安全が最優先事項になるとコメントしています。
STエンジニアリング(S63)社はシンガポール証券取引所(SGX)
上場企業で国策投資会社テマセク・ホールディングスが
主要株主です。
同社は航空宇宙、電子機器、土地開発、海上分野の計画・
サービスを行う総合エンジニアリング企業として世界中に
23,000人の従業員を抱え、24ヶ国46都市に100社以上の
子会社・系列会社を持っています。
アジア域内でも特に大きい防衛・工学企業であり、
ストレーツ・タイムス指数、MSCIシンガポール指数、
シンガポール証券取引所サステナビリティ指数に
組み入れられています。
2018年業績は売上66億9800万Sドル、
純利益4億9400万Sドルでした。
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