インドネシア中央銀行では2019年8月、2カ月連続の利下げを発表【インドネシア:金融】
インドネシア中央銀行では2019年8月、2カ月連続の
利下げを発表しました。
世界的な景気低迷や貿易摩擦激化の中でアジア各国の
中央銀が金融緩和に動く中、アナリスト予想に反して
追加利下げに踏み切りました。
インドネシア中銀は政策金利である7日物リバースレポ
金利を+5.75%から+5.50%と引き下げました。
インドネシアの大手メガバンクは4行あります。
国営バンク・マンディリ(BMRI)
民間バンク・セントラル・アジア(BBCA)
国営バンク・ラクヤット・インドネシア(BBRI)
国営バンク・ネガラ・インドネシア(BBNI)
バンク・マンディリ(BMRI)はインドネシアの国営銀行です。
下記4行の合併により設立されました。
バンク・ブミ・ダヤ
バンク・ダカン・ネガラ
インドネシア輸出入銀行(Bank Exim)
インドネシア開発銀行(Bank Bapindo)
バンク・ラヤット・インドネシア(BBRI)は国営銀行です。
4000以上の支店を持ち、約3000万件の小規模融資と
マイクロファイナンスなどの融資を強みとしています。
バンク・セントラル・アジア(BBCA)は民間商業銀行です。
フルバンキングサービス、証券、信託、金融機関の年金基金
管理にも従事しています。
子会社を通じて、リース、消費者金融 サービスも
提供しています。
最大手の民間銀行としてインドネシア国内に1235の拠点網を
有しています。
バンク・ネガラ・インドネシア(BBNI)は1946年創業の
インドネシア国営銀行です。
もともとは通貨発行権を付与されていた中央銀行でしたが、
後に商業銀行としての位置付けとなりました。
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