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マレーシアの発電大手マラコフ・コーポレーションは上半期好調【マレーシア:エネルギー】

マレーシアの発電大手マラコフ・コーポレーション
(MALAKOF:5264)は、2019年上半期の業績が好調でした。
2019年上半期業績は売上38億2200万リンギ(7.7%増)、
純利益は1億1900万リンギ(13%増)でした。
タンジュンビンパワー社からの利益が大きく
貢献しています。

四半期ベースで2019年第2四半期の純利益は、
前年同期5250万リンギから5230万リンギにわずかに
減少しました。
これは主に3月31日~6月12日までに実施された73日間の
保守停止・修正作業と、Tanjung Bin Energy石炭火力発電所
からの支払いが低かったためとしています。

同社ではマレーシア電力需要は2019年も持続成長すると
予想しています。
一方で、Malaysia Electric Supply Industry(MESI)Reform
2.0と呼ばれる発電セクターの効率と競争環境のさらなる
改善を促進することを目的としたマレーシア電力供給産業
改革2.0も注視しています。

これらには、電力小売セグメントの開放、卸売電力市場の創設、
燃料調達の自由化、需要側管理の強化、ならびにマレーシアの
電力部門を世界的な傾向に合わせることが含まれます。

マラコフ社の戦略的成長イニシアチブの一環として、
Shuaibah 3 Independent Water and Power Plantおよび
Shuaibah 3 Expansion Independent Water Plantの株式を
マレーシア国営投資ファンドであるカザナ・ナショナルから
取得することで、グループ全体の発電能力が増加すると
予想しています。

マラコフ社の2018年業績は売上73億4800万リンギ、
純利益2億7400万リンギでした。

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