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タイ国際航空は2019年第2四半期も再び赤字【タイ:航空サービス】

タイのフラッグキャリア、国際航空Thai Airways
International(THAI)は2019年第2四半期の業績を
発表しています。
第2四半期のみの業績では売上430億バーツ、
純利益-66億8300万バーツでした。

2019年上半期の業績では売上945億5000万バーツ、
最終損益-64億3800万バーツの赤字だったと
発表しました。
前年同期は-31億バーツでしたが今回赤字が大幅に
拡大しています。

理由としては、外国人観光客のメインとなる
中国人観光客が減ったことが響いたとしています。
また、アセアン域内での格安航空会社(LCC)との
競争激化で平均運賃も低下し、採算が悪化したと
しています。

同社の第2四半期(4~6月期)の旅客数は570万人と
前年同期比3%減少しました。
背景には航空燃料の高騰とタイ・バーツが6年ぶりの高値で
推移し、海外からタイを訪れる旅行費用が割高になっている
ことが挙げられます。

タイ国際航空(THAI)は大株主がタイ王国財務省で51%を
保有しています。
その他2位から5位は以下のようになっています。
2位資産運用企業MFC Asset Management(MFC)
Vayupak Fund One:7.5%
3位クルンタイ銀行系資産運用企業
Krung Thai Asset Management社Vayupak Fund One:7.5%
4位タイNVDR:3.2%
5位タイ政府貯蓄銀行Goverment Savings Bank:2.8%

タイ国際航空では連続する赤字体質を見直すべく
収支改善策を発表してコスト削減に取り組むほか、
デジタルマーケティング強化、付随サービス強化を
目指すとしています。

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