ユナイテッド・パワー・オブ・アジアは再生可能エネルギー増加を目指す【タイ・ミャンマー:エネルギー】
ユナイテッド・パワー・オブ・アジア(UPA)社は、
2010年にタイ証券取引所二部市場(MAI)テクノロジーセクターに
上場した企業です。
同社は今後、代替エネルギー事業や水道など公益事業の合併・
買収に、総額10億バーツ以上を投資する計画を発表しています。
同社は旧社名Cyber Planet Interactive(CYBER)という
ゲーム開発やIT系の企業でした。
2013年にはカオヤイ不動産などを取得して不動産事業へ
進出しました。
2015年には再生可能エネルギーに進出し、社名を
United Power of Asia(UPA)へ変更しています。
2016年にはミャンマーへ進出、発電子会社ミャンマー
UPA社を設立しました。
その後、ミャンマー国営電力会社との電力購入契約(PPA)を
結び、ダウェイ経済特区にガス火力発電所を開発する契約を
交わしました。
同社は2019年時点で代替エネルギー発電能力が総出力8MWあり、
さらに30MW増やすことを目指しています。
同社はタイ国内やCLMV諸国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、
ベトナム)で太陽光・風力発電所の事業体4~5カ所の買収交渉を
進めています。
買収に成功すれば同社の2019年の業績に反映され、
およそ9年ぶり黒字になると期待しています。
2018年業績は売上4300万バーツ、
純利益-1億7300万バーツでした。
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