マレーシアのTAグローバルがバンコク都内ホテルを買収【マレーシア:不動産】
マレーシア上場不動産開発企業TAグローバル(TAGB:5158)は、
タイの首都バンコク中心部スクンビット通り沿いにあるホテル
(フォーポインツ・バイ・シェラトン・バンコク・
スクンビット15)を、22億5000万バーツで買収すると
発表しています。
2019年7月に同社タイ子会社のSiam Resorts社が
タイのホテル運営会社Destination Resorts社との間で
売買契約を交わしました。
同ホテルはBTSナナ駅とBTSアソーク駅の間にあり、
3,608平米の敷地に8階建て2棟、268室があります。
買収後も、米系スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・
ワールドワイドと結ぶホテル管理業務委託契約を
引き継ぎます。
TAグローバル社はマレーシア証券取引所(BRUSA)に
上場する高級ライフスタイルを掲げる不動産会社です。
不動産開発、不動産投資、および不動産管理の
3主要セグメントがあります。
不動産開発は一戸建て住宅、高層マンション、
商業プロジェクト、一等地にあるホテルなどが含まれます。
2018年業績は売上19億3200万リンギ、
純利益1億5500万リンギでした。
管理するホテルのポートフォリオには、
Radisson Blu Plaza(シドニー、オーストラリア)、
The Westin Melbourne(オーストラリア)、
Swissotel Merchant Court(シンガポール)、
Aava Whistler Hotel(カナダ)、Swissotel Kunshan(中国)、
Movenpick Resort and Spa Karon Beach(タイ)と
Trump International Hotel and Tower(カナダ)などが
あります。
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