インドフード・サクセス・マクムールは2019年1月~6月業績好調【インドネシア:食品・小売】
インドネシアのサリム・グループ傘下で
食品メーカーであるインドフード・サクセス・
マクムール(INDF)社は、2019年1月~6月の業績を
発表しています。
加工食品子会社の売上・利益増加により、2019年上半期は
良好な財務実績を計上しました。
インドフード・サクセス・マクムール(INDF)社は2019年
上半期に38兆ルピア(27億5000万USドル)の売上を計上し、
前年同期比7.25%増加しました。
純利益は前年同期比+30.12%急増し、2.55兆ルピアに
達しました。
子会社の上場企業インドフードCBPサクセス・マクムール
(ICBP)社では、2019年上半期売上が22.13兆ルピア、
前年同期比13.7%増、純利益は前年同期比12.3%増で
2.57兆ルピアでした。
2019年1月~6月期は、6月のラマダン明けイード・アル・
フィトルでの消費増加により、商品販売増となり
好調な業績でした。
同社ではパームオイル価格・CPO価格の下落が
アグリビジネス事業にマイナスの影響を
与えているものの、生産性向上とコスト管理を通じて
競争力を維持することで良い業績を維持・継続できると
考えています。
※イード・アル・フィトル(Eid al-Fitr)
イスラム教の断食月ラマダン(Ramadan)の終了を
祝う大祭(祝日)。
イードはアラビア語で祝宴、フィトルは断食の
終わりを意味する。
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