マーベル社タイ現地法人の株主であるデミター・コープ社【タイ:娯楽・メディア】
マーベル社はタイ国内でアジア最大のテーマパーク
「ザ・マーベル・エクスペリエンス・タイランド」を
2018年6月にオープンしましたが、約7か月後の2019年
1月に閉鎖しています。
同施設はバンコク郊外の大型商業施設メガ・バンナー隣接地で
開業しましたが、集客が出来ず赤字が続き、1年たたずに
閉鎖となりました。
Marvel社のタイ現地法人Marvel Experience Thailand社の
37.5%を保有するデミター・コープ(DCORP)社が同施設の閉鎖を
タイ証券取引所に報告し、大多数の株主がタイの
大型テーマパーク閉鎖に同意したと発表しています。
デミター・コープ社は発電、TVメディア、テクノロジーを
展開する企業です。
1979年にタイ証券取引所二部市場(MAI)に上場しました。
旧社名はアジア・ジョイント・パノラマ社であり、
さらにその前の社名は1997年に設立された鉱山操業を行う
シノタイ・リソース・デベロップメントでした。
同社は錫採掘だけではなく2004年にはエネルギー関連事業を
拡大し、ディーゼルを含む石油製品などを販売していました。
2010年からは燃料販売事業を停止して、エネルギー事業を
メディアと出版事業へシフトし、TVメディアと衛星テレビ事業の
運営事業へ変更しました。
2018年業績は売上1300万バーツ、
純利益-4億1900万バーツでした。
この記事へのコメントはありません。