マスターグループ・コーポレーション社が仏プジョー車の正規販売権獲得 【タイ:自動車】
自動車ディラーのマスターグループ・コーポレーション・
アジア社は、フランスの自動車メーカーGroupe PSAにより
タイにおけるプジョー自動車の正規輸入・販売代理店に
任命されました。
これによりGroupe PSAは、1972年以来続いてきた
プジョーPeugeotおよびシトロエンCitroen車の輸入販売
代理店であるEuropean Motor Cars社
(Leenutaphongファミリーが運営)との47年間の取引関係を
終了しました。
マスターグループ・コーポレーション・アジア社の子会社
Belfort Automobile(Thailand)社はプジョー車を
タイ国内で販売する予定ですが、まだシトロエン車の
契約には選定されていません。
同社はすでにBMW、Mini、ロールスロイス、
アストンマーティン、ホンダ、日産、マセラティの
各車を販売しています。
European Motor Cars社では2019年8月31日まで顧客に
アフターサービスを提供し、その後はBelfort Automobile
(Thailand)社が引き継ぎます。
タイで販売される最初の2つのスポーツタイプ・モデルは
3008と5008です。Belfort社ではまずは6台の車を輸入・
展示する予定です。
Peugeot 3008はマレーシアのKedahにあるNaza Automotive
Manufacturing工場で組み立てられています。
同工場はGroupe PSA(61%)とNaza Corporation Holdings
(39%)の合弁会社です。
Groupe PSAのマレーシア工場生産能力は年間75,000台と
なっています。
また、Peugeot 3008sの最初の出荷はフィリピンを
予定しています。
マレーシア製のプジョー車はアセアン自由貿易協定のもとで
タイを含むアセアン各国に関税ゼロが適用される予定です。
同社はほかにベトナムでも組立工場を持っており、
年間5万台の自動車製造能力があります。
Groupe PSAには、Peugeot、Citroen、DS、Opel、Vauxhallの
5ブランドがあり、2018年の販売台数は310万台でした。
中国と東南アジア地域では2018年に262,583台の自動車が
購入されました。
同社では2021年までに20モデルを発売する予定です。
同社によると、タイ国内では約2万台のPeugeotおよび
Citroen車が登録されています。
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