タイ・リビエラ観光開発計画 ホアヒン不動産市場に関して(2)【タイ:不動産】
タイ大手不動産開発サンシリ(SIRI)子会社で仲介・管理事業を
メインで行うプラス・プロパティ社によると、タイ西部の
リゾート地ホアヒンおよびチャアムの不動産市場は、
「タイ・リビエラ観光開発計画」に対応して成長すると
予想されています。
2018年初めにタイ内閣によって承認されたこの計画は
「タイのリビエラ」を構成する4県(ペッチャブリー県、
プラチュワップキーリーカン県、チュンポン県、ラノーン県)
で観光インフラの拡大を進めるものです。
同地域でも有名なリゾート地であるホアヒンは最も
注目されている都市です。
将来的に陸路・海路・空路および鉄道などの交通インフラ
開発により利便性が増し、さらに多くの観光旅行者を
惹きつけると予想されています。
Plus Property社のマーケット調査によれば、
同地区で最も需要の高い住宅タイプはコンドミニアムで
購入者の90%がバケーションホームとして自己使用のために
購入し、投機目的は少ないと分析されています。
ホアヒン地区の南端にあるKhao Tao-Khao Takiab地区の
海辺周辺コミュニティは、魅力的な風景や
生活様式でありながらメインタウンにも近いという点で
不動産バイヤーの間で最も人気のある場所です。
同地区の地価は毎年10~15%上昇し続けています。
同地域のコンドミニアム・マンション価格は過去5年間で
41%上昇、賃貸利回りは年間平均4~5%でした。
2018年11月時点でホアヒンとチャアムで過去4年間に
販売された12,592戸数のコンドミニアムのうち販売率は
76%です。
2018年11月時点で3,028戸数が市場に出回っており、
9か月以内に販売済みになる見通しです。
ホアヒン地区の海岸沿い不動産プロジェクトは、
一平方m当たり25万バーツに達する可能性もありますが、
2018年11月時点の平均販売価格は14万バーツでした。
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