ホアヒン不動産市場に関して(1)【タイ:不動産】
ホアヒン(プラチュワップキーリーカン県の北部都市)には
複数の交通インフラがあります。
【道路インフラ】
2019年時点ではタイの南北を走る国道4号線が幹線道路と
なっていて、バンコクや地方都市からは同大型道路を
利用してホアヒンまで訪れるケースが一般的です。
【空港インフラ】
ホアヒン空港は主に富裕層向けプライベート空港として
利用されています。
Petchkasem Road地区にあり、タイ南部へ続く国鉄線に
隣接しています。
2018年より、エアアジア(ホアヒン~クアラルンプール)
運航が開始されました。
そのほか複数のLCCが就航開始していますが、
ホアヒン空港はチャーター機による利用がほとんどです。
小さな空港であり、ターミナルビルにボーディングブリッジは
なく、乗客は搭乗検査後には徒歩で駐機場まで向かう形です。
【鉄道インフラ】
2019年時点ではホアヒンへはタイ国有鉄道
(SRT:State Railway of Thailand)による
バンコク都~ホアヒン郡までの普通列車1往復
(昼行1本)が走っています。
富裕層向けには特別列車イースタン&オリエンタル・
エクスプレスが走っています。
同列車はオリエント急行でおなじみのベルモンド社が
運営しており、例年9月から翌年4月までバンコクを起点に
シンガポールまでを往復運行する豪華列車の旅を
提供しています。
タイ政府は将来的にバンコク~タイ南部まで高速鉄道インフラ
敷設事業を進めて行く予定です。
最終的にはマレーシアへ接続する計画です。
ホアヒン地区への高速道路・高速鉄道・空路によるシームレス
な交通を実現させるとしています。
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