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プーケットでインド人の観光旅行者が増加傾向【タイ:観光】

プーケット島の観光旅行産業に関して、中国からの
観光旅行者稼働率が低下している一方でインドからの
予約が増加しています。
インド人は中国人が過去にたどった事例と同様に、
経済成長を享受し、海外への観光旅行者を
増加させています。

タイの観光産業は、中国人旅行者数の増加に伴い
年間約10%の規模で拡大していましたが、
2018年のプーケット島ボート事故で何十人もの
中国人が死亡したことを発端に減少しました。

これとは対照的に、ここ最近インド人の観光旅行者が
増加しています。
インド=タイ間の直行便の増加、ビザ免除、そして
中間層の増加が背景とされています。
2028年までに少なくとも1,000万人がタイを訪問すると
予想されています。
2018年の訪問者数200万人から約5倍以上の増加となる
見通しです。
実際に、中国人観光客も2008年の80万人から2018年は
1000万人以上に急上昇していました。

中国からの観光旅行者数は2019年時点で全ての外国人の
うち28%を占めており、インド人の4%を大きく
上回っています。
しかし、10年以内にインド人の数は全体の約15%に
急上昇すると予測されています。

タイ観光庁でもインド人観光旅行者数の高い成長が
ヨーロッパのような市場からの減少数を相殺する
助けになると予想しています。

インドの5番目に大きい航空会社GoAirlines India
Pvtは、現在3つのインドの都市からプーケットに
直行便を飛ばしています。

また、タイ最大のLCCであるThai AirAsia Co Ltdは、
2019年第1四半期にインドとタイの間を旅行する
乗客利用者数が前年比+20%の伸びを記録したと
発表しています。

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