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マレーシア携帯電話通信1位セルコムは、3位ディジ・コムと合併可能性【マレーシア:デジタル通信】

マレーシアの携帯電話通信1位セルコム社(未上場)
(アシアタ・グループ)と、3位ディジ・コム(DIGI:6947)が
統合される可能性があり、最終的にマレーシア携帯電話通信
競合企業は5社から4社に減少すると予想されています。

マレーシアの金融市場調査企業AMインベストメントバンク・
リサーチによれば、最終的に統合された事業体がさらなる
値下げを開始する可能性は低いと見ています。
同リサーチでは「コスト削減、調達の最適化、規模の経済」
のため合併する方向性に進んでいるとみています。

今後、テレノール社とアシアタ社の合弁事業体の
設備投資を最適化しながら全体的なコストを削減することが
できます。

合併企業の時価総額の上昇とともに、出資をしている
カザナ・ナショナルが保有するアシアタ株40%持分の
収益化する機会も上昇するとしています。

2019年5月、ノルウェー大手テレノールとマレーシア大手
アシアタ・グループが携帯電話通信アジア事業での
合併交渉を開始しました。
次世代通信規格「5G」などに備え、投資余力を高め、
他社との競争激化に対応します。

アセアン域内の同業界ではシンガポール・テレコムや
ベトナム軍隊通信グループなどと合わせて、
3陣営を軸に再編が進む可能性があります。

シンガポールでは複合企業のケッペル・コーポレーションが
2019年2月に通信3位のM1を買収すると発表しています。

また、インドネシアでは大手財閥リッポー系の4Gサービスが
事業を中止しています。
2018年12月にファースト・メディア(KBLV)は、
同社と子会社が展開する第4世代通信「ボルト」のサービスを
終了したと発表しました。

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