石油・インフラのエンジニアリングKNMグループ、企業解説【マレーシア:エネルギー・建設】
マレーシア証券取引所(BRUSA)に上場しているKNMグループ
(KNM:7164)はマレーシア資本の建設企業です。
同社は再生可能エネルギー、電力、公益事業、精製および
石油化学業界向けのプロジェクト管理、エンジニアリング、
製造、および建設サービスを提供しています。
ブランド名「KNM」「BORSIG」「FBM Hudson」などで
カスタマイズされたプロセス機器とモジュラーシステムを
製造しています。
2018年業績は売上14億3400万リンギ、
純利益-7億8400万リンギでした。
また、KNMグループでは石油業界の川下部門、ガス、
石油化学プラント、再生可能エネルギー、インフラストラクチャー、
および建物セクター向けのエンジニアリング、調達、建設、
試運転および統合ソリューションも開発しています。
修理、改造、メンテナンス、組み立て、スペアパーツ供給
などのサポートサービスも提供します。
アジアとオセアニア、ヨーロッパの3つの地域セグメントで
事業展開しており、これらを通じて大きな収益を
生み出しています。
KNMグループの株価は、エジプトで新たに3614万リンギの
契約を獲得したと報じられた後に上昇しています。
KNMグループがマレーシア証券取引所(BRUSA)に報告した
内容によれば、同社傘下イタリア部門のFBM Hudson
Italiana SpAが、Technip Italy SpAから設計、詳細設計、
製造、そして空冷式熱交換器の供給に関して3636万リンギの
契約を獲得したと発表しています。
これはエジプトのアレクサンドリアにある中東石油精製所の
拡張および近代化プロジェクトの一部であるとしています。
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