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タイの包装市場規模に関して、およそ1800億バーツ【タイ:包装】

タイ工業経済事務局(OIE)発表のレポートによると、
タイの包装市場では2016年末統計で輸出:641億バーツ
(約2230億円)、輸入:313億バーツ(約1089億円)と
しています。

そのうち、紙包装の市場は輸出:74億100万バーツ
(257億円)、輸入:44億7900万バーツ(155億円)と
なっています。
輸出向け紙包装市場の70%が段ボールなどの箱型物流用包装、
20%がラベル・印刷用包装、10%が飲食用包装であるとしています。

タイの包装市場は「食品包装」と「非食品包装」に分けることが
できます。
最終ユーザー別の包装品の分類によると、大部分が食品部門に
よって占められています。

複合企業SCCグループ傘下のSCG Packaging(SCGパッケージング)
社によると、食品包装市場は包装産業の約60.5%となる
1,090億バーツ相当、非食品包装は39.5%となる710億バーツ相当、
合計1800億バーツ規模としています。

食品包装市場の中では、スーパーマーケットや小売店で
売られている加工食品が最も大きな市場シェア68.7%
(約740億バーツ)を占めています。
残り31.3%はチェーン系飲食店や中小の飲食店が
占めています。

SCGパッケージング社では東南アジアのパッケージング事業が
2019年に+5%成長すると予想しています。
ASEAN地域の包装事業は2018年から5%増加し、
5億5000万ドル(1.6兆バーツ:6兆円規模)の価値があると
しています。

SCGパッケージング社は経済成長と包装分野の需要の影響で、
2019年の総売上は2018年の870億バーツから5~7%増加する
と予測しています。

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