インドネシア民間金融機関バンク・セントラル・アジアは小規模銀行を買収【インドネシア:金融】
インドネシアの大手民間金融機関バンク・セントラル・
アジア(BBCA)は、小規模金融機関バンク・ロイヤル・
インドネシアの買収計画を進めるため、インドネシア
金融サービス庁(OJK)からの許認可を待っていると
しています。
バンク・ロイヤル・インドネシアの買収計画は既に
創業者や株主、少数株主の承認を得ることができており、
OJKの承認後に買収完了となる予定です。
バンク・ロイヤル・インドネシアは1965年設立の銀行です。
インドネシア中央銀行から外国為替取引業者免許など次々と
金融事業免許を獲得、フルバンキングサービスを提供し、
長らく小規模な金融機関として経営してきました。
ジャカルタ中央部のNo.52、Jalan Suryopranotoに本社を
置き、ジャカルタ首都圏で5つの支店、スラバヤで1支店
などを展開しています。
バンク・セントラルアジア(BBCA)はバンク・ロイヤル・
インドネシアを1兆ルピア(7000万米ドル)で買収する
ことで合意しています。
2018年の総資本金3360億ルピアであるバンク・ロイヤル・
インドネシアは、「BUKU I」金融機関のカテゴリーに
分類されます。
同行は2017年に147億ルピアの損失がありましたが、
2018年に8億5700万ルピアの利益を計上しました。
総資産は2017年の9032億ルピアから7%増加し、
2018年は9684億ルピアとなりました。
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