UEMサンライズはジョホール州の開発をダウンサイズ【マレーシア:不動産開発】
UEMサンライズ(UEMS:5148)は、キャッシュ節約と
新規投資の制限を目的として2013年に計画・構想された
ジョホール州デサル・ビーチでの高級住宅地と
ビーチクラブの開発を縮小する計画です。
住宅地の開発は680エーカーから228エーカーに
変更されると発表しました。
UEMサンライズとカザナ・ナショナルが所有する
テーマ・アトラクション・リゾート&ホテル
(TAR&H)3つのJV計画のうちの1つである
Desaru North Course Residences Sdn Bhd(DNCR)が
開発を引き受けるとしています。
TAR&H社はレゴランドマレーシア、キッザニア、
およびサンリオ・ハローキティタウンの開発に
携わっています。
UEMサンライズによると、改訂された土地面積を考慮して、
2012年6月の契約に記載されている通りDesaruの土地の
共同開発会社(JVco)への意図的な移転は取り消される
予定です。
UEMサンライズ社はこれらの変更によりデサル・ビーチへの
投資を減らすことができるだけでなく、残りの当初の土地
購入価格を決済するために必要であった1億4850万リンギの
追加投資の節約にも役立つとしています。
UEMサンライズ(UEMS:5148)社はマレーシアの上場企業で
不動産投資開発です。
不動産の開発・販売に従事していて、工業、商業、居住、
ヘルスケア、および複合用途向けの不動産、
政府関連施設、大学など各種不動産開発プロジェクトを
手掛けています。
2018年業績は売上20億4000万リンギ(9.9%増)、
純利益2億8033万リンギでした。
UEMサンライズ社はプテリ港開発全体で726エーカーを
保有していて、GDV(Gross development value)は
170億リンギとしています。
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