タイ国内スターバックスの事業戦略に関して【タイ:カフェチェーン市場】
タイの市場規模や統計を発表しているマーケッター
オンラインでは、タイ国内カフェチェーン大手
カフェ・アマゾンとスターバックス・コーヒー・
タイランド(Thailand)の年次売上比較を出しています。
2012年まで大手ブランドではなかったカフェ・アマゾンは、
タイ国営石油PTTガソリンスタンド内に一気に出店を開始。
また、フランチャイズ店舗の拡大を優先させたことで
2015年からはスターバックスと売上が並び、2016年以降は
差を拡大させています。
2016年時点のカフェ・アマゾンの売上規模はおよそ80億バーツ、
スターバックス・コーヒー・タイランドの売上規模は
60億5100万バーツとしています。
Starbucks Coffee(Thailand)スターバックス・コーヒー・
タイランドの戦略
1.プロモーション
定期的に1Get1Freeプロモーションを採用。
時間を午後に設定し人が並ぶようにしています。
他店と違う点として、同プログラムは終了後もブランド価値を
低下させないとしています。
2.メンバーシップ
同ブランドのファンがスターバックスカードに加入できる
ようにいています。
年間購入額ごとにゴールドやシルバーなど割引率の違う
ランクを用意し、年始や誕生日月に特別ギフトを
プレゼントするなどしてドリンク購入にインセンティブを
付けています。
3.オリジナル商品
マグカップ、ウォーターボトル、記念品、タイ限定デザイン商品
などシーズンごとに新しいコレクションを提供し同社ブランドの
価値を高めています。
4.コンテンツマーケティング
スターバックスが強いブランドを維持するため、ストーリー構築、
コンテンツ構築を行っています。
一部店舗だけのシークレットメニューや店舗デザイン、
新しいコーヒー豆に関するストーリーなどを提供しています。
この記事へのコメントはありません。