タイ国内スターバックス、ディーン&デルーカなどのグローバル・カフェチェーン【タイ:小売・カフェ】
スターバックス・コーヒー・タイランドは
1998年にアメリカ資本100%として進出しました。
2019年5月、タイの飲料最大手タイ・ビバレッジ傘下の
シンガポール企業フレイザー・アンド・ニーブ(F&N)と、
香港飲食大手のマキシムズ・ケータラーズは、共同で
米スターバックスコーヒーからタイ事業を買収すると
発表しています。
地元紙によると160億バーツ前後となる見込みです。
マキシムズ・ケータラーズと、F&N系の投資会社が
新たに設立した合弁会社コーヒーコンセプツ・
タイランド社が、スターバックス・コーヒー・
タイランドの発行済み株式を全て取得します。
タイ国内スターバックスのポジショニングは
高級カフェチェーンであり、タイ人富裕層、
外国人観光客でにぎわっています。
ディーン&デルーカは1977年にアメリカで誕生し、
ニューヨーク州に本拠を置く高級食料品・
カフェチェーン店でしたが、2014年にタイの
高級不動産開発ペース・デベロップメント(PACE)が
1億4000万ドルで買収しました。
同チェーンは米国や日本など世界で42店を
展開していました。
ディーン&デルーカ社株式の93.56%を握る
米ディーンアンドデルーカ・ホールディングス(HD)から
買い取り、米国の11店舗と2つの物販店に加え、タイや日本、
アラブ首長国連邦(UAE)など米国以外の7カ国にある31店舗の
ライセンス契約を引き継ぎました。
コーヒー、サンドイッチ、ケーキ、軽食等の販売だけでなく、
ブランドオリジナルグッズ、記念品なども販売しています。
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