東南アジアでの化粧品市場規模は+6~8%で成長(2)【東南アジア:化粧品市場】
インドネシアでは、イスラム教であることから「ハラル認証」
の製品が成長しています。
また、体の内側から美しくするサプリメントなどが人気です。
ギャツビー(マンダム)などの男性向けブランドや
POND’S(Unilever)などの化粧品を展開するブランドが、
中間層の支持を得て売上を伸ばしています。
同国のハラル化粧品メーカーであるワルダは新しいトレンドを
うまく活用し、インドネシアでも有数の化粧品ブランドに
成長しています。
マルタ・ティラール社(Martha Tilaar)が展開する
美容ブランドサリアユは基礎化粧品、メイクアップ化粧品、
その他にもサプリメントなどの健康食品などを扱っています。
インドネシア上場企業マルタ・ベルト(MBTO)は、
化粧品やハーブ(jamu)を製造しています。
マレーシアも同様に「ハラル化粧品」が人気です。
また、日本の資生堂やSK-Ⅱ、P&Gなど、美白や
エイジングケアアイテムを積極的に展開するブランドも
人気が高いのが特徴です。
シンガポールは世界規模のブランド創出を目指す企業が
集まっており、ファッションや美容トレンドへの関心が
高いため戦略的に重要な市場となっています。
ベトナムはまだ一人当たりGDPが低いものの、
資生堂やUnilever、L’Orealなどの大手が好調に
伸びています。
この記事へのコメントはありません。