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ロペス財閥傘下の不動産開発会社ロックウェル・ランドが高級住宅開発計画 【フィリピン:不動産開発】

ロペス財閥傘下のフィリピン不動産開発会社
ロックウェル・ランド(ROCK)では、ラグナ州
カンルバン地区で初のハイエンド住宅不動産開発を
発表し、2019年発売される127億ペソ相当の新築住宅の
一部として住宅用マンション市場に参入する予定です。

ラグナ州はフィリピン北部ルソン島中部にあり、
カラバルソン地方に属しています。
州都はサンタクルスSanta Cruz、面積は1,759平方㎞、
人口は6番目に多い3,035,081人(2015年時点)州です。

Rockwell Land(ROCK)社長のNestor Padilla氏は、
2019年第3四半期までに「Rockwell South at Camelray」
という名称でプロジェクトを開始すると発表しました。
住宅コミュニティ内でそれぞれ650~1,000平米の住宅地を
提供します。
1平米あたり3万~4万ペソで販売され、これはエントリー
レベルの価格が1,950万ペソ~になることを意味します。

YuloファミリーのCamelray Property Holdings社および
San Ramon Holdings社との合弁事業である
この開発プロジェクトは、2019年初めに252戸数を提供し、
総売上高は46億ペソになる見通しです。

バコロド市では10.9ヘクタールに不動産を取得し、
90億ペソ規模の8階建て高級物件開発を進めます。
一平米あたりP11万~12万ペソの販売価格、
広さは36平米~100平米としています。

2019年11月には分譲マンションとタウンハウスの生活を
融合させる中層住宅開発がケソンシティで開始されます。
これは28億ペソ規模のプロジェクトで「Benitez Suites」
という名称です。

ロックウェル・ランド(ROCK)はフィリピン上場企業です。
ロペス財閥傘下のデベロッパーであり、同グループ傘下には
不動産事業の他にも通信事業、コンテンツ事業、水道事業、
電力事業、高速道路事業を手掛けています。

メディア事業ではフィリピンの放送局最大手「ABS-CBS」を
傘下に保有しています。
電力会社ではフィリピン最大の電力会社「Manila Electric Com」
通称「MERALCO(メラルコ)」を保有しています。
2018年業績は売上157億ペソ、純利益25億ペソでした。

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