1. HOME
  2. ブログ
  3. フィリピン
  4. サンミゲル・コーポレーション・グループの酒類部門、ジネブラ・サンミゲルが好調【フィリピン:食品・飲料】

ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

サンミゲル・コーポレーション・グループの酒類部門、ジネブラ・サンミゲルが好調【フィリピン:食品・飲料】

サンミゲル・コーポレーション(SMC)グループの
酒類部門であるジネブラ・サンミゲルは、
フィリピン政府が再び酒類に関しての増税を行う
可能性があるにもかかわらず、純利益は2倍以上の
27億ペソになると予想しています。

同社のRamon S. Ang社長は、同社事業は過去数ヶ月の
間に好転しており、2018年に発表した業績の
純利益10億5000万ペソを容易に上回ると
予想しています。
2019年第1四半期業績は純利益が6億1592万ペソ、
前年同期純利益2億5574万ペソの2倍以上になったと
発表しました。

政府の決定で自社酒類製品に課される物品税の増加に
対しても対応可能としていて、成長を弱める可能性が
あるものの、業績には大きい影響はないとしています。

ジネブラ・サンミゲル社の2018年業績は売上248億ペソ
(前年比19%増)、純利益は10.5億ペソでした。
2018年は広告キャンペーンなどにより消費が
増加しました。
販売数量の大幅な伸びは主力ブランドGinebra San Miguelが
主な要因としています。
また、中国のワインブランドであるVino Kulafuも、
ヴィサヤ地方とミンダナオ地方で順調な販売量の伸びを
記録しました。

サンミゲル・コーポレーション(SMC)はフィリピンの
複合企業です。
飲料、食品、包装、エネルギー、燃料および石油、
そしてインフラなどを展開しています。
2018年業績は売上1兆0249億ペソ、純利益157億ペソでした。

飲料セグメントはビール、酒類、および
ノンアルコール飲料の製造、蒸留、販売、流通で
構成されています。
食品セグメントは家庭食品、および食品サービスを
提供しています。

包装セグメントは医薬品、化学薬品、飲料、アルコール類、
パーソナルケア製造業者向けの包装ソリューションを
提供しています。

エネルギーセグメントは発電事業子会社の
SMCグローバル・パワー・ホールディングスを通じてIPP
(独立発電事業者)などを手掛けます。
燃料および石油部門はペトロン・コーポレーションを通じて
燃料・石油事業を運営しています。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

月を選択