トンブリー・ヘルスケア・グループはミャンマー首都ヤンゴンに新病院開業【タイ:病院・医療サービス】
タイ証券取引所上場企業であるトンブリー・ヘルスケア・
グループ(THG)は、2019年3月にミャンマー首都ヤンゴンに
新たな私立病院をオープンしました。
同病院ではミャンマーにおける医療市場のプレゼンスを
拡大し、同国内のハイエンド医療に対する需要の高まりを
受けて、医療ビジネスを拡大します。
同グループの新病院「Ar Yu International Hospital」
開業により、ミャンマーの富裕層や駐在員がタイまで
医療のために旅行することなく、首都で高度な
医療サービスを受けることが可能になります。
新病院はトンブリー・ヘルスケア・グループ(THG)と
現地パートナーの合弁会社で、THG側が40%、
Ga Mone Pwint Coが50%、Aryu Ananta Medical
Services Coが10%所有しています。
新病院は200床を備え、8つの手術室、142部屋の入院向け
施設などを用意しています。
まず1日当たり130名の患者対応を行い、2019年末までに
300名を目指します。
プロジェクト投資費用は7,500万USドルで
23億バーツでした。
同グループの目標はミャンマーの国際病院大手事業者に
なることで、Ar Yu International Hospitalが将来の
投資のモデルとして成長することを目指します。
医療サービス基準・認可への信頼性から、
タイの医療サービスはミャンマー富裕層の間で
健康診断やその他医療サービス目的地として人気が
あります。
トンブリー・ヘルスケア・グループ(THG)は
タイ国内バンコクと地方の県で民間病院を
運営しています。
バンコク都内に2箇所、郊外・地方に3箇所、合計5つの
主要医療施設を運営しています。
一般的な医療サービスを提供することに加え、様々な分野の
医療専門家を揃えています。
また、同病院では高齢者介護施設系住宅の
「Jin Wellbeing County」も開発中です。
同病院は2014年にミャンマーへ進出を
決定しました。
合弁相手のGa Mone Pwint社は主要なモールビジネスを
ミャンマー国内で運営し、2019年現在はヤンゴンの
Mingalar Taung Nyuntタウンシップに卸売向け市場を
建設中です。
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