タイ日産と電子部品大手デルタがEV充電で提携【タイ:自動車】
タイ日産自動車はタイ国内で電気自動車(EV)向け
充電ステーションを拡充する一環として、
台湾の電子部品製造企業デルタ・エレクトロニクスの
タイ現地法人、デルタ・エレクトロニクス・タイランド
(Thailand)(DELTA)と業務提携したと発表しました。
今回の業務提携でデルタ・エレクトロニクス・タイランド
(DELTA)は、タイ国内の日産ショールーム32カ所、
ガソリンスタンドなどで高速充電ステーション機器を
設置し、タイ日産の電気自動車「LEAF」を購入した
顧客向けに充電サービスを提供します。
タイ政府では2036年までに電気自動車の普及台数を
120万台まで増やす目標を掲げていて、
日産の認証を受けたデルタ・エレクトロニクスの
充電施設がタイ全土に広がることを期待しています。
デルタ・エレクトロニクス・タイランド(DELTA)は
タイ証券取引所に上場しています。
同社は電子部品受託事業以外に電気自動車(EV)向けの
事業拡大を目指しています。
2018年業績は売上539億3700万バーツ、
純利益51億3700万バーツでした。
2019年第1四半期業績は売上130億9900万バーツ、
純利益10億8600万バーツでした。
タイ日産では2019年から電気自動車リーフを
販売開始しています。
タイ国際モーターエキスポ2018で好調な予約台数を
獲得したことから、電気自動車のアフターサービス
強化を進めています。
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