LBCエクスプレス・ホールディングスは業績好調【フィリピン:物流・サービス】
フィリピン証券取引所(PSE)上場企業LBCエクスプレス・
ホールディングス(LBC)は同国最大の物流ブランド企業です。
2018年度売上は前年比25%増で125億1000万ペソでした。
純利益は91%増の13億4000万ペソで、
2017年の7億792万ペソから大きく上がりました。
好調な業績は主に取引高の増加とデリバティブからの利益に
よるもので、小売物流の売上が25%、企業物流が35%
増加したことに起因するとしています。
LBCエクスプレス・ホールディングス(LBC)は
旧社名Federal Resources Investment Group(FED)でした。
2015年にLBCエクスプレスの親会社LBC Developmentが
既に上場していたFED社を株式交換方式で買収合併し、
その後社名変更しました。
LBCエクスプレス・ホールディングス(LBC)社はフィリピンで
物流サービスと送金サービスの事業を展開しています。
物流事業内では2つの顧客セグメント(小売顧客と企業顧客)
にサービスを提供しています。
小売顧客へは宅配便、航空貨物の転送、Balikbayan Box
サービス等を提供しています。
企業顧客へは専門の企業サービスまたは企業物流、
宅配便、貨物輸送サービスなどを提供しています。
フィリピン国内のほか、カナダ、アメリカ、アジア域内、
ヨーロッパ域内、中東などの国で展開しています。
2018年に物流事業は総収益の約92.3%を占め、
送金サービス事業は残りの7.7%を占めています。
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