フィナンサ・サイラス証券は機関投資家の割合を増やす方針【タイ:金融サービス】
フィナンサ・サイラス証券(FSS)では機関投資家の割合を
増加させ、減少した仲介収入を相殺するためにウェルス
マネジメントとプライベートファンドのビジネスモデルを
一新する計画です。
フィナンサ・サイラス証券(FSS)はタイのオンライン証券仲介
会社の中で第5位にランクされています。
2019年末までに機関投資家比率を30%から50%まで増やしたい
考えでビジネスモデルを見直し、富裕層の資産運用、
プライベートファンドなどを取り込む方針です。
同社ではオンライン取引の収入が総売上の約70%、
総取引額の75%を占めています。
2018年半ば以降、個人投資家の取引量が-40%減少したことが
影響し、同年の売上は14億6300万バーツ、
純利益-2300万バーツでした。
同社は個人投資家向けの株式取引と株式分析を容易にする
モバイルアプリケーション「Finansia HERO」の改良版を
発表しています。
Finansia HEROの新規顧客アカウントは2018年に10,000件
(前年同期比+14%)以上を記録しています。
同社は2019年、新規アカウント数を2万に増やす計画です。
2019年4月現在、同社は合計75,319の証券取引口座が登録され、
そのうち62,055がオンライン取引口座に分類されています。
この記事へのコメントはありません。