ゴールデンランド・プロパティは2019年内に23プロジェクト立ち上げ【タイ:不動産開発】
ゴールデンランド・プロパティ・デベロップメント
(GOLD)は、タイ国内の不動産市場・市況が暗い
見通しであるにもかかわらず、事業計画通りに
バンコク首都圏と地方で住宅開発プロジェクトを
立ち上げます。
同社は2019年の残り期間で227億バーツに相当する
23の新しい住宅プロジェクトを開始する計画です。
23プロジェクトのなかには、2つの一戸建て
住宅プロジェクト、3つのデュプレックスプロジェクト、
バンコク首都圏における12のタウンハウスプロジェクトが
含まれます。
地方では6つの低層プロジェクトが計画されています。
タイ国内ではデュプレックスとタウンハウスの需要は
強くあるものの、銀行からの住宅ローン拒否率は
依然として高い状況です。
同社は金融機関による事前審査制度を使用していないため、
顧客の30%が住宅ローンを拒否されているとしています。
しかし、タイ国内での一般家庭債務比率が高いこともあり、
住宅ローン拒否率30%は一般的な数字であるとしています。
ゴールデンランド・プロパティ・デベロップメント
(GOLD)は、タイの酒造財閥TCCグループ傘下である
ユニベンチャー(UV)と、Fraser Property Holdings
(Thailand)社の子会社です。
2018年業績は売上158億7100万バーツ、
純利益21億0900万バーツでした。
ゴールデンランド・プロパティ・デベロップメント
(GOLD)社は2019年末までに売上を前年比14%増で
198億バーツにすることを目標としています。
内訳は住宅開発から180億バーツ、
商業不動産から18億バーツです。
2019年第1四半期の純利益は6億5,700万バーツ、
売上高は48億8,000万バーツでした。
2019年9月、同社は複合プロジェクトSamyan Mitrtownの
賃貸マンションであるTriple Y Residenceの建設を
完了する予定です。
単価は30年のリース契約で、平方m当たり140,000バーツ
からです。
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