国営通信会社テレコムニカシ・インドネシアは投資を決定【インドネシア:通信】
インドネシアの国営通信会社テレコムニカシ・インドネシア
(TKLM)の携帯電話事業者であるテレコムセルは、
デジタルエコノミーエコシステムを開発するため4000万USドルの
投資を発表しました。
テレコムニカシ・グループ傘下MDI Venturesと、
シンガポール資本のSingtel Innov8との共同出資です。
Singtel Innov8はシンガポールテレコムのCVC
(Corporate venture capital)です。
この出資によって、Telkomsel社グループ内のさまざまな
事業部門間の相乗効果とコラボレーションを生み出すと
しています。
Telkomsel Mitra Inovasi(TMI)と呼ばれる100%所有子会社
との相乗効果も含まれます。
Telkomsel社では東南アジア域内が急成長している
地域であることを認識し、MDI Venturesおよび
Singtel Innov8とTMIの提携により、
同社ではスタートアップに対してより機動的で
信頼性の高いエンゲージメントモデルを進めて行く
ことが出来るとしています。
テレコムニカシ・インドネシア(TKLM)は
インドネシア最大の通信企業です。
移動通信、携帯電話、テレックス、電報、衛星、
専用線サービスなどの国内通信サービスを提供しています。
2018年業績は売上130.8兆ルピア、純利益18兆ルピアでした。
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