タイ発電公社(EGAT)は中古車を改造し電気自動車EVを製造する計画【タイ:自動車】
タイ発電公社(EGAT)はタイ国内の中古車を改造して
電気自動車(EV:Electric Vehicle)を開発する計画を
進めています。
タイで一般的に使用されている3つの自動車モデル
(トヨタ:ヤリスセダン、ホンダ:フィット、
日産:アルメーラ)を想定しています。
電気自動車仕様にする費用としておよそ30万バーツを目標と
しています。
リチウムイオン電池、電気モーター、そして関連電子装置が
含まれます。
以前は1台50万バーツ程度かかっていましたが、
世界的に車載電池の価格が下がっていることもあり、
費用がおさえられるようになったとしています。
EGATでは電気自動車の普及と利用を拡大させるために
EVモデル新型車の発売を待つよりも早いペースで
EV普及台数を増やすことを目指し、民間自動車修理工場、
民間ディーラーに向けてこのプロジェクトに参加するよう
呼び掛けるとしています。
既に2019年3月、タイ国内アユタヤ県ラムパン県などで
電気自動車(バス)の試験運行を開始しました。
タイ発電公社(EGAT)は近い将来、タイ国内電力部門での
タイ証券取引所上場を目指しています。
その材料として電気自動車普及政策とマイクログリッドの
活動を拡大したい考えです。
また、タイ政府はタイ発電公社の従業員コストを下げ、
イノベーションを拡大するために2023年までにスタッフを
22,000人から15,000人に減らすことを計画しています。
再生可能エネルギーを推進し、コストを下げ、
タイ全国の発電システムをより柔軟にしていくことを
目指しています。
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