アリアンツ保険とスリ・アユタヤ・キャピタルが合併【タイ:金融・保険】
ドイツ系のアリアンツ社と、タイ証券取引所上場企業スリ・
アユタヤ・キャピタル(AYUD)は、60億バーツ超の総資産規模で
株式交換および現金取引による合併を完了しました。
同合併により、31億バーツの資産を持つアリアンツ損害保険と
35億バーツの資産を持つスリ・アユタヤ損害保険の両社の
資産が統合されました。
総資産は66億バーツとなり、タイ国内保険会社の中で10位に
ランク入りしました。
合併契約後、Allianz SE社はスリ・アユタヤ・キャピタル
(AYUD)の最大株主になりました。
今後スリ・アユタヤ・キャピタル社はAllianz Ayudhya Capital
Plcと社名を変更し、引き続きタイ証券取引所一部市場に上場継続
予定です(ティッカーシンボルAYUD)。
この合併によって2つの損害保険会社は互いに異なる顧客層を
得ることが出来ます。
今後、Allianz Ayudhyaブランドは生命保険や健康保険だけでなく、
損害保険、傷害保険、自動車保険、旅行保険、事故保険など
あらゆる総合保険商品を反映するようになります。
同社では損害保険事業の保険額を2019年10%増やし、
損害保険業界の成長予測+6%を上回ることを目指しています。
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